2ヶ月で TOEIC 400点→725点
1年以上前の話ですが、2ヶ月間TOEICを必死にやったところ400点→725点にあがったので、私が実践したことを紹介したいと思います。
- 1.単語:意味を1つだけ覚える
- 2.リスニング①:ひたすらシャドーイングする
- 3.リスニング Part 3 、4:先読みに慣れる
- 4.文法:最後の10問は諦める
- 5.長文:どんどん飛ばしていく
- 最後に
1.単語:意味を1つだけ覚える
私は、1ヶ月で単語帳を8割方覚えることが出来ました。なぜかというと、1英単語に対し、日本語訳を1つに絞って覚えたからです。
普通、英単語は複数の意味をもちます。しかし、TOEICの英単語は「ビジネスに限られた意味」しか出題されないため、1英単語に対し1つの意味を覚えれば充分です。
私はキクタンという単語帳で「check review」のみをひたすら繰り返しました。また、最近ではmikan等のアプリで単語を覚えられたりするのでそちらもおすすめです。
2.リスニング①:ひたすらシャドーイングする
単語を覚えたら、とりあえず模試を解き、2週間かけて復習しました。復習法ですが、リスニングでは、ひたすらシャドーイングをしました。具体的な方法は以下の通りです。
1.スクリプトを見ながら、音源に合わせて声に出す。
2.スクリプトを見ながら、音源に少し(2単語くらい?)遅れて声に出す。
3.スクリプトを見ずに、音源に少し遅れて声に出す。
この1.~3.をPart 2~Part 4の問題全てに行いました。3.を完璧にやるのは不可能なのである程度できたら(飽きたら)次の問題に行きました。2週間やると、耳が慣れたのか以前よりもかなり聞き取れるようになりました。
3.リスニング Part 3 、4:先読みに慣れる
TOEICのリスニングで難関とされているのがPart 3、4だと思います。しかし、このPart 3、4ではリスニング力があまり無くても得点が取れるようになっています。なぜかというと、問題文と解答の選択肢が先に読めるからです。
そこで、Part 3、4では先読みに慣れるまで、問題を繰り返し解いていました。具体的な方法は以下の通りです。
1.放送が始まるまでに、問題文を読む。余裕があったら解答の選択肢まで読む。
2.放送中にあたりを付けて、解答してしまう。
3.放送で問題文と解答の選択肢が読まれている間、次の問題の問題文(と解答の選択肢)を読む。
1.と3.のときにできるだけ放送で流れる内容のヒントをつかみ取ります。このときのテクニックに関しては、ネットで「TOEIC 先読み」と検索すると沢山出てくるので割愛します。
2.に関してですが、放送中何を言っているのか分からないときでも、聞こえてきた単語から類推して選択肢を絞っていました。分からないときは諦めてとっとと次に行っていました。それでも7割方は取れました。
4.文法:最後の10問は諦める
Part 5~7は、時間配分を制すればどうにかなります。Part 5の時間配分は10分前後がスタンダードだと思います。私の場合、10分で最初の20問しか解けませんでした。しかし、最後の10問は解いても正答率が3割くらいだったので本番では解かずにマークだけしました。結果、急いで30問を解き切るより正答率は高かったです。
5.長文:どんどん飛ばしていく
Part 6、Part 7の長文は、単語力がついていると、(落ち着いて解けば)大体正解出来ます。しかし、時間制限がとてもきついせいで中々点数が取れませんでした。そこで、時間が来たら次の問題にどんどん行く練習をしました。本番、問題を飛ばすときにここ取れるかもしれないのに…という葛藤(=無駄)をせずに済んだので良かったです。
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます。よくTOEICは英語力を試すに相応しくない、という話を聞きますが、私は次の2点でTOEICを受ける意義があると思います。
・(少なくとも日本では)英語力の指標になる。
・英語や海外に興味を持つきっかけになる。
私はTOEICを通してもっと英語頑張ろう、とか留学してみたいな、と思うようになりました。少しでも参考になれば幸いです。